ブログ

都内老舗旅館の復活に見るコロナ禍の打撃を補助金で逆転させる成功事例

アドバイザーを活用した観光事業者 支援事業補助金受給の経緯

今回の事業者(旅館)が本補助金を受給した経緯はこのようになります。

浅草寺の門前に位置し、地方からの観光客や海外からのインバウンド客で業績も順調に推移していました。東京オリンピックも控え、さらなる売り上げ増が期待されていたところ、2020年の新型コロナウィルスの感染拡大という「大災害」に見舞われてしまいました。

入国規制により、インバウンド需要がほぼゼロになりました。また、コロナ対策が(当時は)あらゆる場面で求められるようになりました。

海外からの需要がなくなり、国内客やテレワーク需要をつかまなければやっていけなくなりました。

今後は国内のお客様を取り込むためのサービス向上や感染症対策・非接触化の取組が必要であると考えたため、「アドバイザーを活用した観光事業者 支援事業補助金」を受給してこの苦境を乗り越えようと判断しました。

地域の商工団体や東京都の窓口に相談したところ「アドバイザーを活用した観光事業者 支援事業補助金」を案内されました。

「アドバイザーを活用した観光事業者 支援事業補助金」は、専門家であるアドバイザーの助言を受けて取り組む事業です。アドバイザーによる経営指導、経営コンサルを踏まえて、事業改善に乗り出し、そのためのお金を200万円まで補助します。
 

この補助金コラムを書いた補助金活用プロデューサー

補助金記事を書いた宮野太加士自己資金を痛めない!補助金を活用した営業支援、販路開拓・販売促進に強いサポートサービスです。
とくに広告会社在職中にアサヒスーパードライブランディング ~販売促進、auブランディング起ち上げなど13業種35企業のヒット商品、
ヒット サービスをプロデュース。そのノウハウをメソッド化して創業。
事業戦略と資金調達を駆使 して「お客様を増やす」「売上を拡大する」経営コンサルとしてビジネス成長サポーターとして活動しています。
年間9万種類も公募される補助金・助成金を選りすぐり活用した成功事例が続々! と生まれています。 お気軽にお問い合わせくださいね。


友だち追加
 

アドバイザーを活用した観光事業者 支援事業補助金
助成金額
上限200万円
補助率2/3
助成対象者
都内で宿泊業、旅行業、飲食業、小売業、観光バス業などを営む観光事業者
助成対象事業
アドバイザーの助言を受けて行う経営の改善や新しい事業の展開に関する取組
補助限度額/助成対象となる経費/募集期間
◆補助限度額 1事業者 200万円/補助対象経費の3分の2以内

◆アドバイザーの助言を受けて取り組む事業のうち、下記の経費
①DX促進費(システム構築・開発費等、ソフトウェア導入費等)
②機械設備導入費(経営改善のために必要な機械装置、備品購入費等)
③新サービス・商品開発費(外注・委託費、施設建物改装工事費等)
④人材育成費(研修会開催にかかる経費等)
⑤人材確保・定着費(人手不足解消のため実施する、人材確保・定着に向けた取組に要する経費)
⑥広告宣伝費(Web製作費、動画作成費等)
⑦コンサルタント経費(経営診断や人材確保・定着にかかわる経費等、指導料(相談・助言)等)

◆募集期間 令和5年4月1日(土曜日)から令和6年3月31日(日曜日)まで
①郵送 ②電子申請

アドバイザーを活用した観光事業者 支援事業補助金

https://www.tcvb.or.jp/jp/project/infra/adviser/

旅館のシステムを改変、テレワーク客なども呼び込めるようにした

「アドバイザーを活用した観光事業者 支援事業補助金」を専門家のアドバイスをもとに申請します。

行った業務改善は以下の通りです。

助成金・事業を活用した取り組み:HP改修と自社予約システムの導入

電話予約中心だったものを見直します。旅行サイトだけではなく、自社でも簡単に予約できるよう、ホームページを改修し、自社HP内で予約システムを導入しました。

これで当日のテレワーク客などの需要もつかむことができました。

助成金・事業を活用した取り組み:非接触機器の導入

コロナでは「非対面」「非接触」のビジネス導入に補助金が出ました。おもてなしをする宿泊業としてなかなか思うところはあったようですが、非接触カード決済機とレジシステムを導入しました。

また、あわせてWi-Fi設備を強化し、各部屋、館内でテレワークをしても問題ないくらいのネット通信回線を整備しました。

助成金・事業を活用した取り組み:インバウンド対応の強化

外国人観光客の訪日規制緩和、インバウンド復活に備えて、翻訳機「ワールドスピーク」を導入しました。英語だけではなく、複数の言語を翻訳し、さまざまな国からのお客様へのおもてなし準備をします。

また、その時に備えて、PR動画を制作し、当該旅館をアピールします。

 

費用と補助金

以上の補助事業にかかった費用は約1,200,000円でした。

「アドバイザーを活用した観光事業者 支援事業補助金」の補助率は2/3、最大200万円です。80万円が補助金で給付となり、自己負担は40万円で済みました。

インバウンド解放後の売上は順調そのもの!補助金が役に立った!

自社予約システムの導入、Wi-Fi強化(ネット環境整備)、非接触決済システムの強化、翻訳機の導入により、外国人観光客だけではなく、国内のお客様にも訴求でき、施設としての魅力が高まりました。

またPR動画は、日本語版・英語版を作成したことで、世界中に施設の紹介が可能となりました。これらを積極的にアピールできたので、2022年秋の入国規制緩和や、2023年5月の「5類」移行後、観光客が戻っています。

2019年の水準にかなり近づいているので、この補助金は成功でした。非接触モデルは、お客様にとっても気を使わないので楽という意見もあるようです。

インバウンド、観光向け補助金も当サイトの補助金活用プロデューサーにお任せ

補助金と聞くと、ものづくり補助金、IT導入補助金、小規模事業者持続化補助金、事業再構築補助金の国の補助金をイメージする方が多いかもしれません。

今回の「アドバイザーを活用した観光事業者 支援事業補助金」は東京都の補助金で、各自治体にもユニークで使える補助金があります。

このブログでは、経営に活用できる補助金制度を知っていても、その具体的な活用法や効果について良くわからない個人事業主や中小企業経営者を対象としています。経営課題解決に補助金がもたらすポテンシャルと活用方法について理解のキッカケになれば嬉しいです。

今回は都内を中心に、多岐にわたる補助金が存在している中で、どれが最も適切かを知ることが、今後のビジネス成功へのカギとなります。

当サイトの補助金活用プロデューサーは、その道のプロフェッショナルです。観光、宿泊、インバウンドのビジネスが新たな飛躍を迎えるための一助として、補助金の活用を選択することを強くお勧めします。コロナの影響を乗り越え、2019年以前の経済活動を目指すなら、今こそ行動の時です。適切な補助金を活用し、ビジネスの明るい未来をつかみ取りましょう。

アドバイザーを活用した観光事業者 支援事業補助金

https://www.tcvb.or.jp/jp/project/infra/adviser/

 

この補助金コラムを書いた補助金活用プロデューサー

補助金記事を書いた宮野太加士自己資金を痛めない!補助金を活用した営業支援、販路開拓・販売促進に強いサポートサービスです。
とくに広告会社在職中にアサヒスーパードライブランディング ~販売促進、auブランディング起ち上げなど13業種35企業のヒット商品、
ヒット サービスをプロデュース。そのノウハウをメソッド化して創業。
事業戦略と資金調達を駆使 して「お客様を増やす」「売上を拡大する」経営コンサルとしてビジネス成長サポーターとして活動しています。
年間9万種類も公募される補助金・助成金を選りすぐり活用した成功事例が続々! と生まれています。 お気軽にお問い合わせくださいね。


友だち追加
 

1分で、使える
補助金・助成金診断します!

Copyright© アップシフト合同会社 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.