今回のコラム記事はは来年度(以降)の補助金予算の見通しにについて解説します。
2024年度の補助金予算について解説します。コロナ関連予算は大幅に縮小される見込みで、政策課題が次々と変わり中小企業予算ではDXやGXへの先行投資と、物価高などの課題への対策がメインになる見通しです。
2024年予算の見通し
2024年度の概算要求は110兆円を超えると見込まれます。
- 防衛費の増加が注目されており、防衛省からの要求が過去最高となっています。
- その他、物価の高騰や「異次元の少子化対策」、高齢者の社会保障費の増加が見られます。
- コロナ関連予算は「5類化」、「診療費自費負担」、「治療薬一部患者負担」、「予防接種自費(高齢者以外)」となり、大幅に縮小されると予想されます。
政策課題が次々と変わり、それに対する新しい予算措置が必要となります。
この補助金コラムを書いた補助金活用プロデューサー
自己資金を痛めない!補助金を活用した営業支援、販路開拓・販売促進に強いサポートサービスです。
とくに広告会社在職中にアサヒスーパードライブランディング ~販売促進、auブランディング起ち上げなど13業種35企業のヒット商品、
ヒット サービスをプロデュース。そのノウハウをメソッド化して創業。
事業戦略と資金調達を駆使 して「お客様を増やす」「売上を拡大する」経営コンサルとしてビジネス成長サポーターとして活動しています。
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2024年中小企業予算の見通し
概算要求は、今後各省庁間の調整や政治判断などで変わる可能性もありますが、現状ではDX、GX分野への先行投資と、物価高など直面する課題への対策がメインになりそうです。
要求からコロナ関連の文言がなくなりました。
重要としているのが「DX」(デジタルトランスフォーメーション)や「GX」(グリーントランスフォーメーション)です。
ポイント | 内容 |
---|---|
1. 経営環境の厳しさへの対策 | - 物価高や人手不足などに対する価格転嫁対策、資金繰り支援、省人化投資支援などを実施。 - 持続的な賃上げに向けた環境整備。 |
2. 産業構造の転換への支援 | - GX(グリーントランスフォーメーション)やDX(デジタルトランスフォーメーション)に焦点。 - 予算や税制を活用し、産業転換を支援。 |
3. 地域経済の活性化 | - 事業承継、社会課題解決、工業用水道の整備などを通じて、地域経済の活性化を図る。 |
4. 環境に配慮したデジタル化の進展とサポート | - 温暖化対策と気候変動抑止のためにデジタル化を推進。 - 少子高齢化への対応としてデジタル化のサポートが継続。 |
5. GX分野への投資計画 | - 24年度のGX分野には2兆円超が投じられる予定。 - 蓄電池、半導体、水素関連装置などの技術の国内生産支援に重点。 |
2024年補助金の見通し
概算要求を受けて補助金はどうなるのでしょうか?結論的には、そこまでダメージは受けないと考えられます。ただし、インボイス対応などは終了するはずなので、その部分はカットされる公算が大きいです。
ものづくり補助金・小規模事業者持続化補助金・IT導入補助金が含まれる「中⼩企業⽣産性⾰命推進事業」については、概算要求に記載されました。そのため、これらの補助金については存続し、今まで通り申請できるものと思われます。
最低賃金が1000円を超えたため、各補助金の「賃上げ枠」については拡充、前述のようにDX、GX関連も拡充、一方、コロナやインボイス対応関連は縮小、廃止が予想されます。
補助金によってできる事業が変わってくることになりそうです。また、コロナ対応(を名目にした設備投資)やインボイス対応を補助金で行いたい方は、2023年中の申請を目指してください。
事業再構築補助金については、一部では「2023年度で終了するのではないか?」という話もありましたが、中小企業庁の概算要に「事業再構築補助⾦」の文言が明記されましたので、政治的にキャンセルにならない限り、こちらも存続しそうです。事業再構築補助金は前3つの補助金と比較して上限額も予算規模も大きいので、これが残るのは事業転換等を図りたい事業者にとっては朗報です。
4大補助金ではありませんが、電気自動車の導入を支援する「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」は概算要求予算額が1076億円であり、令和5年度当初予算額200億円よりはるかに膨大な金額を計上しています。
事業用車両の買い替えを考えている方は、クリーンエネルギー自動車導入促進補助金の利用についても選択肢に入れてみてください。
2024年の補助金は「選択と集中」!補助金活用プロデューサーのアドバイスを受けて申し込もう
2024年の補助金は今の政府概算要求を見ていると、今まで以上に選択と集中をすることが予想されます。コロナ関係の予算措置はほぼ撤廃されます。
一方で防衛予算の増額や「異次元の少子化対策」に予算を投入することが予想されるため、これまでのような漫然とした中小企業振興のための補助金を設けにくくなっています。
今回「小規模事業者持続化補助金」や「IT導入補助金」について言及がありませんでした。2023年10月にインボイス制度がスタートするので、インボイス対応の補助金(特にIT導入補助金)は一段落です。2024年は補助金が残ったとしても規模や枠が大幅に縮小されるかもしれません。
2024年に補助金を申請しようと思っている事業者の方は、ぜひプロフェッショナルである当サイトの補助金活用プロデューサーにご相談ください。
みなさまのニーズを的確に把握し、経営改善に資する補助金を提案します。ひょっとすると2023年度中に動いて補助金を申請した方がよいかもしれません。
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2023年アップシフト補助金採択プロデュース実績をまとめました
この補助金コラムを書いた補助金活用プロデューサー
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とくに広告会社在職中にアサヒスーパードライブランディング ~販売促進、auブランディング起ち上げなど13業種35企業のヒット商品、
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