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共に進化する未来:補助金が支える農地活用と障害者雇用の6次産業化

農業生産だけではなく、自分のところで獲れた農作物を加工し、流通、販売網に乗せるのが農業の6次産業化です。

1次産業「農業生産」、2次産業「加工」、3次産業「流通、販売」。それぞれを掛け算して、1×2×3=6次産業化になります。

今回は、さらにこの6次産業化に「農福連携」という新しい考え方を掛け合わせた事例を紹介します。

メジャーな補助金である「事業再構築補助金」を利用して、見事農業の6次産業化と農福連携を達成した貴重な事例になります。

今後の社会の在り方を考えるうえで非常に重要なヒントが隠されているので、ぜひ参考にしてください。

この補助金コラムを書いた補助金活用プロデューサー

補助金記事を書いた宮野太加士自己資金を痛めない!補助金を活用した営業支援、販路開拓・販売促進に強いサポートサービスです。
とくに広告会社在職中にアサヒスーパードライブランディング ~販売促進、auブランディング起ち上げなど13業種35企業のヒット商品、
ヒット サービスをプロデュース。そのノウハウをメソッド化して創業。
事業戦略と資金調達を駆使 して「お客様を増やす」「売上を拡大する」経営コンサルとしてビジネス成長サポーターとして活動しています。
年間9万種類も公募される補助金・助成金を選りすぐり活用した成功事例が続々! と生まれています。 お気軽にお問い合わせくださいね。

2023年アップシフト補助金採択プロデュース実績をまとめました


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「農福連携」とは何?

「農福連携」とは、障害者あるいは「引きこもり」など社会的にドロップアウトしてしまった方が農業で活躍することを通じて、自信や生きがいを持って社会に参画する機会をつくる取り組みを言います。

「農業」と広義の「福祉」(障害者福祉だけではない)が連携して取り組んでいます。能力がある人の社会復帰と農家の人手不足の解決、ノーマライゼーションやバリアフリーなどここ数十年の社会の在り方、さらにSDGsなど新しい理念の実現を叶える方法として、ここ数年で急速に社会的に浸透している取り組みです。

今回はこの取り組みに農業の6次産業化を組み合わせ、より福祉というよりも産業、事業として成功した事例を紹介します。障害を持った方、何らかの事情でドロップアウトした方も、きっかけ次第で大切な戦力になります。

コロナで打撃を受けたいちご農家が事業再構築補助金で再スタート!

今回の事例は、元々観光施設を経営していた事業者が、新型コロナウイルスにより大打撃を受けたため、来客に依存した売上から脱却するため、AIを活用したスマート農業に参入する資金として「事業再構築補助金」を申請しました。

内容は、地域の名産であるいちごの栽培です。これを生産、加工(ジャムやジュース)、そして流通網に乗せての出荷を目指します。いちごだけなら、農協の流通ルートに乗せますが、加工も行い、ネットショッピングで販売もするので、3次産業も視野に入れます。

また、当地域の課題である高齢化・空き農地解消の為に、行政・福祉と連携します。障害者雇用やリタイアした高齢者も可能な範囲で働き、社会復帰や自立支援、リハビリなどに役立ててもらう意図があります。

できないことを考えるのではなく、みなさんができることを加点していくやり方で、独自のビジネスモデルの構築を検討します。

そのため、事業再構築補助金の「新分野展開」のカテゴリで申請することになります。「業態転換」や「業種転換」ではないことに注意してください。

また、従業員は【従業員数21~50人】なので、補助金額は100万円 ~ 4,000万円となります。

今回は「大幅賃金引上げ」を目的としていて、「事業終了時点で、①事業場内最低賃金+45円、②給与支給総額+6%を達成すること」を達成して、補助率2/3を目指します。

事業再構築補助金<成長枠>
新市場進出
(新分野展開、業態転換)
助成金額
4000万円
助成対象
助成対象と認められる経費の2/3まで(中小企業)
助成対象となる経費、費用
建物費、機械装置・システム構築費(リース料を含む)、技術導入費、専門家経費、運搬費、クラウドサービス利用費、外注費、知的財産権等関連経費、広告宣伝・販売促進費、研修費 など

独自のいちご栽培6次産業化+農福連携モデルを構築する

地元のいちご栽培に本格参入し、一気に加工、生産、そして流通まで担います。

また、障害者を積極的に雇用し、法定雇用率を上回るようにします。

この計画は合計6000万円かかります。「大幅賃金引上げ」を目的としているため、補助率が価格、「事業終了時点で、①事業場内最低賃金+45円、②給与支給総額+6%を達成すること」を条件に、補助金が1/2→2/3になります。

これなら、莫大な新事業の資金もなんとかなりそうです。

専門家の指導をもとに、「農業の6次産業化」と「農福連携」をアピールした事業計画を策定します。

これにより見事いちご栽培から派生する重層的な事業展開について評価され、事業再構築補助金が認定されました。

結果、いちごの売上は大きく伸び、障害者雇用も達成されます。従来障害者雇用の場合、低賃金(ほぼ最低賃金)の場合が多いのですが、当該地域の最低賃金を150円超上回る時給で雇うことができました。

補助金の有効利用で社会を変える力になる!補助金活用プロデューサーに相談を!

今回紹介した事例は「農業の6次産業化」と「農福連携」という最近のホットトピックスを2つ持つものでした。

これら、社会的な関心が高いテーマをもとに事業計画を立てられれば、高額の補助金についても審査に通る可能性があります。

広く雇用を維持し、従業員の賃金をあげられれば、大きなモチベーションアップにつながります。

当サイト、および運営者の補助金活用プロデューサーに相談してみてください。返済不要な大きな事業資金を受給でき、事業改善につながります。

無理やり、農業の6次産業化、農福連携、あるいはSDGsのようなトピックスにつなげる必要はありませんが、今後期待できる事業分野を考えると、必然的にこれらに触れないといけなくなるでしょう。

ぜひ、最近の社会的関心事、テーマに詳しい当サイトの補助金活用プロデューサーに相談し、新しいビジネスチャンスにつなげてください。

 

事業再構築補助金公募案内

[公募要項・申請様式・Jグランツ申請情報にアクセスしたい方]
https://jigyou-saikouchiku.go.jp/

 

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2023年アップシフト補助金採択プロデュース実績をまとめました

 

この補助金コラムを書いた補助金活用プロデューサー

補助金記事を書いた宮野太加士自己資金を痛めない!補助金を活用した営業支援、販路開拓・販売促進に強いサポートサービスです。
とくに広告会社在職中にアサヒスーパードライブランディング ~販売促進、auブランディング起ち上げなど13業種35企業のヒット商品、
ヒット サービスをプロデュース。そのノウハウをメソッド化して創業。
事業戦略と資金調達を駆使 して「お客様を増やす」「売上を拡大する」経営コンサルとしてビジネス成長サポーターとして活動しています。
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