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補助金が導く革新的なバナナ農業!国産バナナの成功ストーリー

専業農家が減っているのは皆さんご存知の通りです。

    1. 町や都市に人が移動していくから: 都会に住んで働きたい人が増えて、田舎の農村に住む人が少なくなっています。
    2. 異常気象の中で天候を相手にお金を稼ぐのが難しい: 農業は天気や市場の値段などに左右され、お金を稼ぐのが難しいこともあるため、収入が安定しないと感じて農業をやめる人が増えています。
    3. 農作業が大変で忙しいからサラリーマンのように休日が少ない: 農業の仕事は力仕事が多く、時には長い時間をかけて作業をする必要があります。この大変さから、農業をする人が少なくなっています。

とくに後継者不足や外国から農作物が輸入されている中で、農作物を作るだけではなかなか採算が取れない、稼げない時代になっています。
そこで現在注目されているのが「農業の6次産業化」です。この6次産業化を後押しする補助金もあり、生産から加工、販売までワンストップサービスで提供できると非常に稼げるようになります。

今回は国産バナナの生産・在庫管理・販売までをIT活用でシステム化した事例を紹介します。その際に利用したのは「ものづくり補助金」になります。

この補助金コラムを書いた補助金活用プロデューサー

補助金記事を書いた宮野太加士自己資金を痛めない!補助金を活用した営業支援、販路開拓・販売促進に強いサポートサービスです。
とくに広告会社在職中にアサヒスーパードライブランディング ~販売促進、auブランディング起ち上げなど13業種35企業のヒット商品、
ヒット サービスをプロデュース。そのノウハウをメソッド化して創業。
事業戦略と資金調達を駆使 して「お客様を増やす」「売上を拡大する」経営コンサルとしてビジネス成長サポーターとして活動しています。
年間9万種類も公募される補助金・助成金を選りすぐり活用した成功事例が続々! と生まれています。 お気軽にお問い合わせくださいね。

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「6次産業化」とは何?

今回のテーマである「6次産業化」について簡単に紹介します。

従来農業は1次産業として農作物の生産、出荷のみを行ってきました。しかし、それだけでは所得が増えませんし、何か田畑にトラブルが合った時に収入が大きく減ってしまいます。

そこで、1次産業としての農林漁業と、2次産業としての製造業、3次産業としての小売業等の事業との総合的かつ一体的な推進を図ります。

  • 農作物の生産:1次産業
  • 農作物の加工:2次産業
  • 農作物の販売:3次産業

1×2×3=6次産業となります。

農山漁村の豊かな地域資源をそのまま生産だけして、加工はメーカー、流通、販売は農協などにお任せするのではなく、それらをワンストップサービスとして自社で加工、販売まで行うことで、新たな付加価値を生み出す取り組みになります。

うまく軌道に乗れば、農家の所得向上や雇用の確保につながります。

今さらバナナ?!だから国産バナナの生産~販売までをものづくり補助金で一括化した成功事例

今回紹介するのは、バナナ農家がバナナの生産、在庫管理、販売まで一括して扱うITシステムを導入した事例です。

バナナは南国の果物と思われていますが、沖縄や宮崎など「南国」イメージの県以外でも栽培が可能です。

ビニールハウスならば全国各地で栽培できますし、関東以南では、品種の選定と育成環境を間違えなければ、なんと露地無保護栽培ができます。

本補助金を申請した農家も本州にある県でバナナ栽培をしていました。

国産バナナのニーズはかなりあります。多くをフィリピン等からの輸入に頼っているバナナは、台風等の影響を受けやすく輸入量が安定しません。そこで、国内産のバナナを安定供給できれば大きな需要をつかめます。

今回の農家は、バナナ栽培について生産・在庫管理・販売までをIT活用したシステムをものづくり補助金で構築しました。

ものづくり補助金(通常枠)
補助金額
1200万円(補助金MAXが1250万円)
補助率 2/3 従業員20名以下の製造業(農業)のため小規模事業者に該当
助成対象者
①中小企業(小規模事業者は補助率2/3、中小企業は補助率1/2)
②中小企業者組合
③特定事業者
④社会福祉法人、NPO法人
助成対象費用
中小企業・小規模事業者等が今後複数年にわたり相次いで直面する制度変更(働き方改革や被用者保険の適用拡大、賃上げ、インボイス制度)等に対応するため、革新的なサービスや製品の開発、生産プロセスの改善を行うための設備投資等を国が支援する補助金。
農業の6次産業化も補助の対象になる。
助成対象となる経費、費用
①機械装置・ システム構築費 =単価50万円(税抜き)以上の設備投資を行うことが必須
②技術導入費  ※上限額 =補助対象経費総額(税抜き)の1/3
③専門家経費  ※上限額 =補助対象経費総額(税抜き)の1/2
④運搬費
⑤クラウドサービス利用費
⑥原材料費
⑦外注費 ※上限額=補助対象経費総額(税抜き)の1/2
⑧知的財産権等関連経費  ※上限額 =補助対象経費総額(税抜き)の1/3

家族+知人経営で社員(従業員)が10名程度でしたので「小規模事業者」のカテゴリになり、ものづくり補助金(通常枠)の補助率は1/2ではなく2/3になります。

バナナは温度管理が大切であり、それをITによって制御し、しっかり育てる。そこから果実を保存、適切な温度管理で甘みを増して、良い時期に出荷する。国内なので海外からバナナを輸入するよりも適切なタイミングで甘いバナナを市場に並べることができます。

そのための生産管理、出荷システムを全部一元化し、自社で行うことでトータルのコストを下げ、需要に対して一気呵成に対応できる仕組みです。

バナナの場合、生産農家も少なく、農協などを通さなくても直接青果市場に供給できそうだということも、補助金によるシステム構築を後押ししました。

ものづくり補助金でワンストップサービスが構築できた

ものづくり補助金で1800万円のシステムを申請し、補助率2/3なので1200万円、1250万円の上限額ギリギリ受給できました。

補助金によって導入したシステムによって、バナナ生産~保管~販売まで一元管理できるようになり、無駄がなくなりました。

食品ロスがなくなるのはSDGsの理念にも適うものでその点も審査の段階で評価されたのだと言えるでしょう。

売上も伸び、全国からバナナ注文の引き合いが来るようになりました。ものづくり補助金は製造業だけではなく、農業にも有効で、特に6次産業化によって多額の資金が必要なときに役立ちます。ぜひ利用を検討してみてはいかがでしょうか?

農業の6次産業化は大きなビジネスチャンス!補助金活用プロデューサーに相談して機会を生かそう!

専業農家だけでも大変なのに6次産業化などはとても無理、と思われているかもしれませんが、オートメーション化によってより楽になり、かつ加工や出荷までワンストップサービスで提供できれば収入も増えます。

すべて自己資金で行うのは不可能でも、今回の事例のように補助金の活用で、自己負担を1/3まで減らせます。

補助金申請しても融資のように返済義務を負いません。また、事業計画を考えるのは経営改善にとって大きなプラスです。

農業の6次産業化は今後さらに話題になるトピックスであり、今のうちに動いておくと補助金も受給しやすくなります。ぜひ搭載の補助金活用プロデューサーまでご相談ください。

ものづくり補助事業公式ホームページ ものづくり補助金総合サイト

公募期間

15次締切 16次締切
公募開始日 令和5年4月19日(水) 17時 令和5年7月28日(金) 17時
申請開始日 令和5年5月12日(金) 17時 令和5年8月18日(金) 17時
申請締切日 令和5年7月28日(金) 17時 令和5年11月7日(火) 17時

[公募要項・申請様式・Jグランツ申請情報にアクセスしたい方]
https://portal.monodukuri-hojo.jp/
#ものづくり補助金#バナナ農業進化#IT革命バナナ#国産バナナの未来#6次産業化の成功#補助金での挑戦

この補助金コラムを書いた補助金活用プロデューサー

補助金記事を書いた宮野太加士自己資金を痛めない!補助金を活用した営業支援、販路開拓・販売促進に強いサポートサービスです。
とくに広告会社在職中にアサヒスーパードライブランディング ~販売促進、auブランディング起ち上げなど13業種35企業のヒット商品、
ヒット サービスをプロデュース。そのノウハウをメソッド化して創業。
事業戦略と資金調達を駆使 して「お客様を増やす」「売上を拡大する」経営コンサルとしてビジネス成長サポーターとして活動しています。
年間9万種類も公募される補助金・助成金を選りすぐり活用した成功事例が続々! と生まれています。 お気軽にお問い合わせくださいね。

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